HISTORY

京都大学キャンパスと建築の百年

京都大学の創立100年を記念して編纂された「京都大学百年史」(1998年) の【総説編】[第1編: 総説] 第8章。このときは現存する京大最古の建物が旧物理学実験場と考えられていたが、吉田寮にはさらに古い建造物や建材を含むことが立証された。(下の資料参照)。

京都大学新聞の連載「吉田寮百年物語」からピックアップ。

京大新聞の連載に加筆、図版や資料を加えて再構成して出版された書籍。

吉田寮が京大最古の建造物や建材を含むことを実証した建築家・山根芳洋氏の論文へのリンク。第一論文は京大新聞 2012 年11月1日号に掲載され、同じ内容で、大学の関係者に配布された。このことが寮食堂の取り壊し撤回と補修へとつながった。

2015 年、日本建築学会(近畿支部)から京大総長に建物の保存活用に関する要望書と見解が提出された。PDF はこちら

2015 年、建築史学会から京大総長にあてた要望書と建物についての見解。PDF はこちら


2026 年4月14日の京都大学の公式発表。

吉田寮現棟建替え・現棟建替えにより創出される敷地の活用方針について

本学の吉田寮現棟は、建物の老朽化による耐震性の不足という深刻な安全上の課題に直面している。本学は、平成29年12月19日付「吉田寮生の安全確保についての基本方針」、平成31年2月12日付「吉田寮の今後のあり方について」に記載のとおり、吉田寮現棟に居住する学生の安全確保を実現することを最優先課題と考えて、早期退舎を促した。しかし、残念ながらその後も吉田寮現棟への居住や立入りを続ける者がいたことから、やむを得ず吉田寮現棟に居住すると思われる寮生らを相手として建物明渡請求訴訟の提起に踏み切った。そして、令和7年8月25日に、同訴訟について、大阪高等裁判所にて、寮生らによる吉田寮現棟の明渡を主たる内容とする訴訟上の和解が成立した。本学は、これまで裁判において主張してきた内容及びこれを踏まえた和解条項に従い、耐震工事(建替工事を含む)を検討してきた。 検討にあたっては、学生の生命と安全を最優先に確保した上で、現代の学生生活に適した全学に対して公平な学習・居住環境を整備し、あわせてキャンパス全体の利便性と全学のための教育・研究環境の向上に寄与することを主眼に置いた。 以上の経緯のもと、本学は、以下の方針を定める。

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